天候に恵まれて順調に仕事が進み、余裕を持って終了することができた。
最終日は、緊急性のある街路樹の剪定作業をした。交通標識を見えなくしていたり、街路灯の光が落ちて来ない、などの障碍を排除する必要があった。
最初はこれである。
見かけが良くないのは承知で、機能を優先し、枝の半分ほどを切り落とした。落とした枝葉は、リヤカーに満載で3杯ほどあった。私有地に入り込んでいた枝も切り落とし、住民に迷惑が掛からないように配慮した。
次に解決しなければならないのはこの木である。目をこらせば、横断歩道の標識があるのだが、全くと言ってよいほど見えない。これは長年市に指摘してきたのだが、業者のやる気がなく、全く解決しなかった。一部は高枝ハサミ等でも落としたが、根本解決にはならず、今回枝落としをすることにした。
庭師は専門家なので、枝に紐を掛け、電柱に結び付けた。落ちた枝が、思わぬ方向に跳ねないようにする配慮だ。
この場面では低いところなので、紐を手で持っている。交通を1分ほど遮断して行う。通行車から文句が出ると覚悟していたが、皆さん好意的で、落ちる瞬間に歓声が上がった。
切り終わるとすっきりして標識は良く見えるようになった。
切った枝葉は、月曜日に市役所の処理班が来てくれることになっている。所定の集積所が15mほど先にあるので、そこに持って行った。そこの自治会長氏にはメイルで許諾を求めていたのだが、あいにく携帯電話の修理中だったそうで、読んで戴けなかった。一応念の為、お宅を訪ねて断りを入れた。ところが、集積所の近所の方が不法投棄と勘違いされて、自治会長に通報されたようだ。早速電話があり、平謝りで事情を説明した。ある程度は納得されたようで、シートを掛け、月曜日までの2日間のご辛抱をお願いした。
月曜日の回収後掃除に行かねばなるまい。