元 連合会長日記

2015年春から自治会連合会の会長をしていましたが、7年で辞めました。。

街路樹パトロール

 日々の犬の散歩時に、町内すべてを見て廻っている。町内には9丁目まであるので、カレンダの日付に合わせて歩くところが決まる。雨の降った日は、予備日の ”0” の日で辻褄を合わせる。

 見当を付けておいて、たまに高枝バサミを携行して、切り落とす。小さなハサミで細切れにして大きな袋に入れ持ち帰る。倉庫に置いておくと少しずつ乾いて行くので、踏みつぶして嵩を小さくする。ある程度溜まると、大きな枝を落としたときに市役所に連絡すれば、同時に持って行ってくれる。

 ある家から苦情が来た。日当たりが悪くなって洗濯物の乾きが悪いとか、街路灯の光が落ちて来ない、というのだ。その家を朝昼晩の3回観察したが、そのようなことはない。

 これは行ってみる価値があると思った。会って話すと案の上、秋の落葉が気になって、今のうちに剪定をしてほしいという。老人特有の論理性のない話であった。それについては細かく説明したが、今一つ、理解して戴いているかどうかは怪しい。

 脚立と高枝ハサミを取り出し、街路灯の邪魔になっている2本の枝を落とし、もう一つ長く伸びて敷地内に入っているのを、ついでに落とした。随分喜んで、スッキリしたという。当方の身分を明かすと、ずいぶん恐縮して、連合会長、自治会長自らが率先して切っているのかと驚いた。どうやらこれが先方の琴線に触れたらしく、問題は急速に解決してしまった。

 文句を言う人は何かの不満がある。それを解決してくれる人が、無償で行動しているということで、そのような不満が解消してしまうものらしい。落ち葉の掃除も、積極的にやるとおっしゃったのには驚いた。

 行ったついでに、道路の反対側の垂れている枝を切り落としたが、その作業もお手伝い戴いた。