元 連合会長日記

2015年春から自治会連合会の会長をしていましたが、7年で辞めました。。

続 電力会社の怠慢

 電力会社の下請け会社から電話があった。

「枝を切りますが、許可を得なければなりません。市役所に連絡をしないわけにはいきません。」と言う。
「今年に限り、特例で私がこの町内の街路樹についてのすべての責任者です。私が切って欲しいとお願いしているのだから、問題はない。市役所に電話を掛けたければ掛ければ良いが、今私が言ったことと同じ返事が返ってくるよ。」と言うと、
「そうですか。」と納得した様子だ。
 
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 「現場を見ました。もう枝が電線に触っているように思います。」と言うので、
「ほらね、緊急性があるのだから、切った後で連絡しても良いのだよ。電気事業法の61条を読んでみたまえ。何の問題もない。」と言うと、「えっ、知りませんでした。あとで読ませて戴きます。」と素直だ。
 
 電力会社の社員は今までやってきたことを違法とも知らずに押し通そうとしたが、この人は柔軟だ。
 そもそも、すでに触りそうな状態なのに、何の知識もない造園業者に切らせようというその神経が分からない。感電死するかもしれないじゃないか。
 市が雇った剪定業者もおかしい。1年で触りそうになるほど伸びるわけがないので、昨年の剪定の仕方がいい加減であったのだ。それを監督する市役所もいい加減極まりない。
 
 電力会社は自社の所有地でないところに電線を張っている。電力供給という大義名分があるから、その空間を無料で使用できることになっているのだ。
  立ち木に障る部分があれば、所有者にお願いして切らせてもらうことになっている。しかし、当然のことながら緊急の場合は、切ってからの通報でも良いことになっている。切る費用は当然電力会社もちである。今まで市役所にやらせていたのは、一体なんだろう。双方の無知から来ているのだろうか。金は市民が払った税金だ。この辺のところをはっきりさせたい。
 
 電力会社の法務部あての質問状を書いた。返事が来たら公開する。