元 連合会長日記

2015年春から自治会連合会の会長をしていましたが、7年で辞めました。。

剪定業者が無許可で剪定 ⇒ 丸坊主になる

 市とは、剪定を控えるように話し合いがついていた。要するに、市議会が当連合会に剪定を任せることを決めるまでは、とりあえず控えていた。ところが、突然十数本のケヤキ丸坊主になった。

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ケヤキというものは強剪定してはいけないものであるそうだ。透かし剪定というやや高度なテクニックを必要とするが、毎年このように丸坊主にするから、無茶苦茶な形だ。

 そのケヤキは、市長の現地視察の時に、「これはひどい」と認めたものである。ケヤキというものは、剪定をしてはいけない木なのである。自然にケヤキのあの形になる。本当のプロは小枝のみを間引いて、良い形になる手引きをする。太い枝には手を出さないのだが、能力に欠けている剪定業者はでたらめに切るものだから、磨り減った竹ぼうきのようになったのが、現在の状態である。それを切ったものだから、本当に悲惨なかたちである。3年間切らずにおいて、専門家の力で形を整えようとしてたのに、ぶち壊しだ。また3年待たねばならない。

 すぐ市役所に行ってアセットマネジメント課に問い質した。どうして切ったのかと。

 不思議なことに誰も指示をしていない。業者に電話してもらって横で聞いていた。驚いたことに、通り掛かったから切っておきましたと言う。冗談じゃない。

 課長に聞くと関知していない。業者は勝手に切るのが通例であったのだ。時間のある時に勝手に切って、適当な時期に請求書を持って行けば、現金化できるというわけだ。こういうことをいつもやっているからこうなる。

 市役所は剪定事業を立案、監督、検査していないことが露呈した。ひどい話だ。

 これは犯罪である。市の財産である街路樹を切ったのであるから、器物損壊である。連合会長には警察に行って被害届を出す権限がないが、市には当然ある。

 課長には「ただで済むと思ったら大間違いだぞ」と言っておいた。これを監査請求すれば、逃げ切ることは難しい。