元 連合会長日記

2015年春から自治会連合会の会長をしていましたが、7年で辞めました。。

切り倒した木の行くえ

まず太い枝を切って丸太に近くする

 街路樹の一本が枯れた。1年待って芽が出てこないのを確認し、切ることにした。剪定グループで切ることも考えたが、まず市役所の慣れた人達にお願いして、その手順を観察することにした。そうすれば、次回は自分たちでもできそうだ。

 まず倒したときに枝が折れて飛ぶのを避けるため、予め枝を切って丸坊主にする。トラックの上に乗って作業してくれた。

倒す方向を決めて、V字に切れ目を入れる。

 道路側に斜めに倒すことにして、V字に欠き取りを付ける。この時点でロープは巻いてある。

反対側に切込みを入れる

  ロープを引きながら、V字の切込みの上数 cm のところに切込む。こうしないとチェインソウの刃が挟まれて動かなくなることもある。

 車の流れを見て、交通を遮断し、引っ張る。見事に狙った方向に倒れた。その瞬間、かなりの量の木くずが飛び散る。それを待ち構えていて、エンジン駆動のブロワ2台でゴミを道路の脇に吹き寄せる。そして車の通行を開始する。この間、時間は15秒ほどだ。見事である。

 

 その倒した木の幹について、担当者から事前に打診があった。重いので、これを処理場に持ち込むと費用がかさむ。できれば薪などに有効利用してくれないかというわけである。ゴミ収集したものは近在の市町と共同組合を作って建てたごみ処理施設で燃やすのだが、かなりの負担金があり、それを節約したいと言う。今まで、筆者が暖炉の薪、餅つき大会の薪などで消費していたことを覚えていて、接触してくれたわけである。

 すなわち、これを地元で消費すれば税金を節約できる。知り合いの暖炉を持っている人に連絡して、持って行ってもらうことにした。とりあえず、自宅の庭に運び、タイミングの合うときに移動する。

 街路樹整備のときもかなり大量の太い枝が出る。これを処理場に持ち込むと、金がかかるので、そうするのは細い枝だけにした。太い幹枝は行き先を探すことにして、とりあえず当家の庭に積み上げた。ざっと2トン強だ。春先までに行き先を決めたい。

 今まで、ゴミ処理に金がかかることなど考えても見なかった。街路樹剪定で出た枝は市役所が持って行ってくれるので、市はタダで処理できるものだと思っていたが、とんでもない間違いであった。

 これからは、廃棄される幹枝を欲しい人を募集し、効率よく持って行ってもらえるように、手順を考えておく必要があると痛感した。

追記 その後、近在で薪を必要とする人を複数見つけ出したので、剪定時にその場で処理できるようになる。