元 連合会長日記

2015年春から自治会連合会の会長をしていましたが、7年で辞めました。。

停車を遠慮願う枠を描いて貰った

停車を遠慮して欲しい部分

  以前書いた交差点近くに停車禁止枠が描かれた。厳密に言うと停車禁止ではない。警察に行って公安委員会の許可を取らねばならないと思っていたが、法律上の拘束力のないパターンを道路上に描くのは、道路管理者すなわち市に許可を取ればよいだけということが分かった。申請するとすぐに許可が降りたが、業者の手配に手間取った。費用を負担したのは、この写真の写っていない左側にある自動車販売店である。

 

 写真の奥の方に信号機が見える。そこが交差点で、この交差点を小学校の児童が数百人渡る。昼間は良いのだが下校時に、この禁止枠のところを向こうから来て右折する(写真では左へ)車があると、信号で止まっている車があれば渋滞が始まる。その渋滞の末尾は信号の向こうにまで行ってしまう。すなわち、太い県道からの左折車、その反対方向から来る右折車が動かなくなる。横断歩道には児童がたくさんいて、なにかの間違いで追突があると横断歩道に突っ込んで、死傷者が出る可能性があった。

 信号のところにはボランティアの方が待ち構えて居て助けてくれるが、この部分の渋滞は時々発生してヒヤヒヤしていた。自動車販売店に申し入れて枠を描いて貰うことができれば、先に説明した右折車の停止がなくなるから、不安は解消する。

 お願いしてから半年以上かかったがようやく昨日完成した。法的な拘束力はないが、必ずそこを避けて止まってくれるので、向こうからの右折はスムーズに車が流れる。大成功であった。

 販売店の店長氏はよくやってくれた。会社の上部と掛け合ってくれ、必要性を説いて実行してくれたのである。感謝したい。

 描くパターンは単純明快な四角である。斜線を入れたり、文字を入れることも考えたが、市の担当者いわく、「初めは単純なものが良いのです。徐々に人間は慣れますから意識しなくなって踏んで止まるようになります。そうしたら、斜線を入れると止まらなくなります。その次は黄色にしたり、文字を書くと良いのです。」だそうだ。

 さて何年で止まらなくなるのだろう。