街路樹を剪定する業者は何を考えてやっているのだろう。金がもらえるから、適当に切ればそれで良いだろう、としか考えていないのではないか。仕事に意味を見出し、自分はこの仕事をして社会に貢献していると思えば、見て見ないふりなどしないはずだ。
これはしばらく前にお見せしたクスノキの幹が支柱を飲み込んだ部分だ。
気になっていたが、良い道具がないと切り取れない。発電機とレシプロソウ(往復動する電動鋸)を持って行って、20分ほど掛けて切り取った。裏側はこうなっている。
支柱が貫通したというのは正しくない。支柱に寄りかかって包んでしまったのだ。こうなる前にどうして支柱の横木を切取らなかったのか、理解に苦しむ。
とりあえず一箇所切ったが、反対側は針金も埋没しているので、鉄線も切れる高級な鋸刃を用意せねばならない。徐々にやっていくつもりだ。
公園の中にはこういう木が何本かある。皆見て見ぬふりをしているのだ。