今日も植え込みの剪定と下草刈りである。植え込みは毎年業者が刈りこんでいたが、高さが極端に不揃いで、不評であった。その原因は、枝の太さである。一部の枝が異常に太く成長し、刈込用のバリカンの刃が立たないので、そこを上に避けたのだ。
今年はその部分に手を突っ込んで、太い枝を電動ハサミで奥の方で切った。その上で全体の高さが均一になるように刈り込んだ。今年はそのあたりの葉がないから、穴があいているように見えるが、来年は揃うだろう。
何も考えずに、ただ刈るだけだとせっかくの花が咲かない。今回は飛び出ているものだけ摘み取って、大半のつぼみを残した。きっと、たくさんの花が咲くはずである。
高速道路わきのツツジも、ひたすら「刈れ」と叫ぶ人がいる。年2回刈れと市に要求する。秋に刈ると翌年花は咲かない。「刈れ」と叫ぶ人は、花など見ていないのだろう。それなら根こそぎ無くしてしまえば良いのだ。植物のサイクルを考えない人は、口を出さないほうが良い。
今までの業者の剪定では、こういう場面がよく見られた。枯れた部分も丁寧に刈ってある。この神経が分からない。完全に根元まで枯れているので蹴ってやると吹き飛ぶ。何も考えずに、仕事をしたふりをするのである。こんな連中に税金を浪費してきたのだ。
苗木を植えてから10年以上も経つのに、支柱がある。何の意味もない。美観を損ねているだけである。今日はこれを26箇所切り倒した。1箇所3本だから、かなり重い。リヤカー満載で3往復したから、300 kgほどだ。よく切れるチェインソーで切るとすぐ終わる。意外にも、浸み込ませてあるクレオソートが飛び散って臭くて仕方がない。この頃は含浸技術が進歩して、中まで完全に薬が入っている。昔は外側だけしか浸み込んでいないので、中がグズグズに腐っていたが、今日のは長持ちしていて切りにくかった。
明日も支柱除去をする。明日の地区の支柱は、ほとんど腐っているので楽である。