なかなか難しいことを言う役所である。認可の条件は、次の3つであった。
① 歩道上の建築限界は2500 mmであるから、それに抵触しない高さにせよ。
②道路の中に埋められている汚水排水管から300 mm離れたところまでしか掘ってはならない。
③工事期間中は交通整理員を2名置くこと
である。
屋根の下側が図面上では2508 mmであるので、施工時には念を入れて確認しなければいけない。工事業者は友人の水道工事屋であるから、排水管の件は任せておけば良い。
問題は交通整理員である。大した交通量は無いが、歩行者がはまったりしないようにバリケードを用意し、注意を促す人を配置するわけだ。