元 連合会長日記

2015年春から自治会連合会の会長をしていましたが、7年で辞めました。。

バス停上屋の設置工事

初日 晴れではあるが時々雲がかかり、風もあってやや涼しい。f:id:rengoukaichou:20190914080553j:plain

 市役所から得た雨水管の位置情報とは異なるところに雨水管を発見したので、設置位置は少しずれることになった。

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 基礎に生コンを打つと、鉄筋組立て、型枠、打設、養生、型枠外しでかなり時間が掛かるし、工費も増大する。既製品のコンクリートブロックならば、どちらも大いに節約できることになる。ひとつ 250 kgのものと 150 kgのものを密着させて埋め込んだ。こうすれば倒れてくるのに抵抗する。 

 周りの土は土質改良剤(セメントのようなもの)を混ぜて、ランマー(振動で固める機械)で徹底的に締め固めた。

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 アスファルトを敷いて、これも機械で締め固めた。ここまでで一日目の仕事は終了。この日は交通整理員が延べ8人必要であった。

 工事のさなかにバス会社の人が見に来た。車道にあまり近いと、バスのバックミラーが当る可能性があるという。

「反対側のバス停の寸法に準拠していますので大丈夫です。」と答えた。 

 

2日目 この日は有難いことに曇りであった。涼しい。野外作業は暑いとたいへんである。 

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 上物を仮組して入れて見た。柱を一本づつ立てるのはかえって難しい。この状態で、屋根まで作ってしまうことにした。道路の向かい側のバス停で待っている人たちは、バス停の屋根ができることを知って、指をさして話をしている。明後日から使えますよ。

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 1時間ほどで屋根材を張り、全体を持ち上げ垂直に立てる。つっかい棒を用意し、ジャッキで調整し垂直にするが、屋根は僅かの勾配を付けないと、樋を雨が流れない。

 水準器で確認してから、遠くから見て再度確認する。根元にコンクリートを詰めてできあがりである。

 後片づけをすると5時となった。交通整理員のローテイションは完璧であった。歩道を自転車が通るが、音もせず、かなりの速度で走るので、交通整理員を置くことは大切である。

 連合会所属の自治会長には順に立って戴き、本当にご苦労様であった。時間があるので、いろいろな話ができたのも良かった。

 工事用の車輛を置かせて戴いた自動車整備の店長の配慮には感謝する。

 

3日目 本日である。

 仮支えを外し、バス停標識を元に戻すと完成である。昨日入れたコンクリートは少し締まってレベルが下がっている。仕上モルタルを入れて均す。

自治会連合会が建設した」という表示を付けることにする。 

道路を管轄する県の事務所に完工届を出すと検査に来るはずだ。歩道上の路面から 2500 mm の最低地上高を確保していることを見に来るのだ。一応念のために測定してクリアしていることを確認した。

 バス停の表示を工事期間中 4 m ほどずらしていたが、それを元に戻した。これでOKだ。