元 連合会長日記

2015年春から自治会連合会の会長をしていましたが、7年で辞めました。。

水タンク

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水タンク配置図


 バス停の上に巨大な水タンクが3つある。2つは県の、1つは市の上水道タンクである。先回のバス停から見えるのは市のタンクだ。そこに上がる作業用道路の下、地図で言うと基準面と書いてある辺りに水が溜まることが年に3回ほどある。こんな高台で水が溜まることなど考えにくいが、最大深さ10cm以上になる。しかもかなりの流れがあるので、足を取られて転ぶと悲惨だ。

 緑の線は市が設けた排水路で、市のタンク部分だけからの水が流れ落ちることになっている。それが門のあたりの排水管が細くて賄いきれないらしい。市にはそのパイプの掃除をして貰ったことがあるが、工事業者が、「この太さでは足りません」と言っていた。

 先日の豪雨で、案の上、過去最大の洪水となった。自治会員がたまりかねて、何とかしてくれと苦情を言って来た。筆者としては排水路に問題があると思った。門が開いている時に入ってみると、排水桝には土、石、コンクリート塊がどっさりあったが、それは特に問題を起こさない。排水路の設計流量の想定に問題があるはずだ。

 市は県との境の排水路が土砂で詰まっていて、県の土地に降った雨が、多少低い市の土地に流れ込んで、それが洪水の元であると主張した。確かに排水路は、半分以上詰まっている。

 県を呼び出して、実地見分した。県は確かに詰まっている。排水の一部が市の方に行った(図中水色の矢印)のは否定できないと認めたが、歩いているうちに、妙なものを見付けた。

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市側の水が県の排水溝に流れ込む

 それは排水パイプで、市側から県の排水路に流れ込んでいる(図中赤の矢印)。これはまずい。

 県は、「市にも責任があります。」と言う。そりゃそうだ。県の作った排水路を無断使用している。

 市にもう一度来てもらう。市は何と言うだろうか。