元 連合会長日記

2015年春から自治会連合会の会長をしていましたが、7年で辞めました。。

バス停の屋根の新設

 当自治会連合会の中心には、市内で一番乗降客が多いという噂のバス停がある。筆者が連合会長になった最初の仕事は、そのバス停屋根の延伸であった。朝のラッシュ時には長蛇の列ができ、雨の日には傘の列が30 mほどもできる。

 バス会社に行って交渉し、延伸させることにした。バス会社もそのバス停の屋根が短いことは知っていたらしく、やりましょうということになった。しかし多少は金を出してくれというので、半額程度は覚悟をした。引継ぎを受けた時の残高はかなり多く、その程度の出費は不合理でもなかったからだ。
 建設の合意は出来たがその後が進まず、こちらも少し腹を立て始めた。それなのに、金を出してくれとうるさい。あろうことか、全額出してくれとまで言い始めた。
「バカなことを言うな、そんなに出せるか。」
と蹴飛ばすと、結局2割弱で妥結した。

 その後、道路(県道)反対側にも屋根が欲しいと言う人が増えて来た。降りるだけだから要らないと思ったら、突然の雨で迎えに来る人が待つ場所がないということだった。うかつであった。そこには気が付かなかった。
 直ちに建設の準備に掛かったが、なかなか進まず、先週ようやく県道の管理部署との交渉に入った。ガス、上下水道の配管位置を所轄の部署に行って調べ、工事を引き受けてくれる業者を探した。これがなかなか大変であったが、友人の水道工事屋がやってくれると言うので、お願いした。

 県道の歩道上の工事なのだが、交通整理員を置かねばならない。業者を介してガードマン2人を2日雇うと、それだけで10万円かかるそうだ。自治会長が交代で立つことにして節約する。

 工事は少し涼しくなる9月に始まるようにする。そうしないと自治会長が熱中症で倒れてしまう。