元 連合会長日記

2015年春から自治会連合会の会長をしていましたが、7年で辞めました。。

納税貯蓄組合連合会の総会に出席

 今日は納税貯蓄組合の総会である。
 女性部会への支出20,200円が決算書に記載されていた。4月の理事会で会長は「違法性があると言うなら、私が出します。」と啖呵を切って出した金が記載されていない。
異議あり。」
と発言した。答は、
「4月になっていたので昨年度には遡れない。来年度に廻す。」
と言う。完全に間違っている。支出が違法だと言っているのに理解できない人たちだ。その行を削除して残高が増えなければならない。

 その支出が正しいことを証明するには女性の納税意識が低いということを立証しなければならないが、日本の法制下でそんなことができるわけがない。男女雇用均等法、男女共同参画の現在も、女性は税金を払いたくない人たちだ、と考えているらしい。税金も投入されているので、この支出は明らかに違法である。
 議長は「違法かどうかを多数決で決めよう。」と言うおバカな人である。法律を多数決でクリアできると信じているのだ。
「議長を交代せよ。」
と言うと、その後ろの監事が、
「失礼だ。」と言う。
失礼なのはそっちだ。物事の理屈が分からぬ人が議長ではこちら側の理事の皆さんが迷惑している。」
しばらくやり合ったが、その決算書を認めるかどうかを採決することになった。傑作なことに、
「賛成の方、拍手をお願いします。」と言うと、パラパラと拍手。それなのに、
「賛成多数と認めます。」と抜かした。
異議あり。拍手は少ない。この辺の人は誰も拍手していない。挙手して数を数えよ。」と言うと挙手を求めたが、理事内では十数人中、3人しか手を挙げなかった。その場では完全にアウトの筈であったが、委任状が20枚ほどあり、負けてしまった。そんなことなら、呼ばないで欲しいね。しかし途中で後ろの理事が、
「俺は違法かどうかはよくわからんが、Dさんがそう言うのなら違法なんだろう。Dさんは何でもよく知っているからな。」と言ったのには笑ってしまった。 

 その後くだらない予算書の承認があり、その中に例の20、200円が収入に入っていないではないから、また異議を申し立てた。
「入れます。」と言えば許してやるのに、またグダグダとくだらないことを言っている。「これから幹事会でどうするか決めます。」だってさ。まともな人たちではなさそうだ。

 最後の質疑応答で、
「どうしてよその納税貯蓄組合が解散しているのか、1年掛けて調査をしてはいかがか。傘下に一人も会員がいない連合会は存在価値がない。国民が一人もいなかった満州国か、農家が一軒もいない農協みたいなもので、作文募集も国税庁がやっているのだから、任して手を退きませんか。会長は、『よそが止めても、うちはやる』とおっしゃいましたが、日本中で最後の納税貯蓄組合になってもやり続けるのですか。昭和26年のGHQの施政下からもう66年も経って、全く意味がなくなった今もやり続ける理由があるのでしょうか。
と提言した。そのころになると、他の理事たちも異常性が分かってきたようだ。
 にも拘わらず、税務署長、県税事務所長、市長代理の人は下らぬあいさつ文を読み上げ、いずれも終わりには、
「納税貯蓄組合連合会のますますのご発展をお祈りします。」
と結んだ。ブラックジョークだ。まともな神経ではない。

 問題は資金源だ。公金が投入されている。青色申告会とか商工団体からも賛助金を集めている。そういうところに行って、賛助金の意味がないと取り下げをお願いしてみよう。
 兵糧が尽きれば降参するだろうと思う。

 終わってから、副会長が、
「あなたの言うことは正しい。今年一年で頑張ってみるから。」と言う。今頃言うな。会議中に言えよ。
 多数決で違法かどうかを決めようと言ったバカ議長は本当にどうしょうもない。