元 連合会長日記

2015年春から自治会連合会の会長をしていましたが、7年で辞めました。。

剪定作業開始

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左右の植え込みを刈込む。枯れた木は切り倒した。


 気候の良いこの時期に第一回の剪定作業を開始した。月末にほとんどの町内で「530(ゴミゼロ)の日」を設定しているので、この時期にやるのがベストと判断した。

 プロの庭師の指導を仰ぎつつ、参加者7人が順に機械を持って植え込みの刈込を行った。刈った枝葉は、見えない向こう側に落とし込めば、腐葉土となり、再生される。それをやっていたら、住民から文句を言われた。

「今日の朝、掃除をして奥から掃き出したばかりなのに、何をするんですか!」

 これには参った。この町内は24日の朝に530の日の清掃を設定していたのだ。最悪のタイミングであったわけだ。COVID-19禍で連合会の総会も開けず、連絡が不行届きであったことを詫び、「お腹立ちはよくわかります。来年度はこのようなことが決してないようにします。申し訳ありません。」と頭を下げた。話しているうちに徐々に理解して戴けたようだ。我々が業者ではなく、連合会の旧役員を中心に構成されていることがお分かり戴けたのが、大きい。

 しばらく進むと、仁王立ちで待っている人がいらして、またお小言を頂戴するかと思いきや、「連合会長さんですね。ご苦労さまです。もう5年もやっていらっしゃるのですね。今度の剪定に関しては、素晴らしいことだと思いまして、お礼を申し上げたい。」と言われてしまい、どぎまぎした。このブログをいつも読んでいるとおっしゃった。

 いつもいろいろな方から小言を言われているが、こういう言葉を掛けて戴いたのは初めてで、嬉しくなってしまった。

 少し伸びている草を30平方メートルほど刈り取ったら、「実は来週の530の日にどうやって刈ろうか思案していた」そうで、感謝された。こちらの方は上記と異なり、タイミングが最高であったわけだ。

 さらに仕事を進めていくと、刈り取り機(長いバリカン状のもので、植え込みを面状に刈り取る機械)の電池が弱ってきた。発電機を持ってきて充電しようか、などと相談していたら、上の方から声が降ってきた。

「電気が要るのなら、ここからコードを垂らしましょうか?」

 ありがたいお言葉であったが、終了が迫っていたので、お礼を申し上げて辞退した。

 4時間弱で本日の予定をはるかに超える実績を残し、終了した。仕事が進んでいれば、悪天候時の予備日が不要になる。幸先の良い出発であった。