当自治会地域には小学校がある。その前の道は歩道付きで特に速度制限はない。警察の話によると、センターラインがないから50 km/h制限だという。その根拠はまだ探し出せていない。
さて、学校周辺の道を 30 km/hにしてくれという話が、よく持ち込まれる。「ゾーン30」というのを申請すべきだということになり、警察に行った。ゾーン30は、お金がかかるのだそうだ。一つの警察管内で毎年一箇所だそうで、そう簡単には出来ないらしい。
昨年度も今年度も、ほとんどの行事が中止となり、連合会費は少し余裕がある。これを使って出来ないものか、と警察に持ちかけた。標識と道路標示だけで行けるのではないかと思ったからだ。しかし警察は、そんなものではないと言う。道路に段差を設けたり、狭窄(道路を狭くすること)して、速度を出しにくくする必要があるらしい。
しばらくして、某隣県に行ったところ、上の写真のような表示があった。段差はない。標識も、商店街(すでに過疎化してシャッターが閉まっている)にもともとある30 km/h に加え、2本程度増設しただけのようだ。この程度で済むなら、自前で出せないこともない。よく考えてみると、これで十分のような気がしてきた。
そうなると、提示された”豪華仕様”のゾーン30は、一体、何なのだろう。高くなっているということは、そこに業者が絡んでいないだろうか。儲かるような仕組みなのかもしれない。
上記の地区を管轄する警察に行って事情を聞いてみる。納得がいけば、この地を管轄する警察に、この写真と資料を持って話をしてみるつもりだ。案外簡単に話が付くような気もする。